【映像演出】カメラワークと得られる印象
映像演出では、カメラワークの種類によって得られる印象が違う。
そのカットで表現したい印象に合わせてカメラワークを決められると、より効果的である。
fix
・映画的。
・ドラマ(ストーリー)に注目させやすい。
・被写体の配置次第でつまらない絵になるのでしっかりレイアウトする。
・心が動いていない表現にも使う。
・映画的。
・ドラマ(ストーリー)に注目させやすい。
・被写体の配置次第でつまらない絵になるのでしっかりレイアウトする。
・心が動いていない表現にも使う。
PAN
・fixで入りきらない動きや範囲を撮るさいに有効。
・情景カットでも使う。
・3Dや実写では空間の変化が見えないのでドリーを使うこともある。
・心情が動き出したときに使うこともある。
・fixで入りきらない動きや範囲を撮るさいに有効。
・情景カットでも使う。
・3Dや実写では空間の変化が見えないのでドリーを使うこともある。
・心情が動き出したときに使うこともある。
ドリー
・カメラPANとほぼ同じだが空間の変化が見えるので、平面的に見える際はドリーを使う。
・カメラPANとほぼ同じだが空間の変化が見えるので、平面的に見える際はドリーを使う。
ティルト
・通称縦PAN。
・基本的にはPANと同じ効果をもつ。
・上方向のティルトは上昇思考、状況の改善など、良いこととあわせて使うと効果的。
・下方向のティルトは状況の悪化、気持ちが沈んでいるときなど、ネガティブな状況とあわせて使うと効果的。
・通称縦PAN。
・基本的にはPANと同じ効果をもつ。
・上方向のティルトは上昇思考、状況の改善など、良いこととあわせて使うと効果的。
・下方向のティルトは状況の悪化、気持ちが沈んでいるときなど、ネガティブな状況とあわせて使うと効果的。
クレーン
・シーンのスタート時に、街並みなどを見せるときに使うことが多い。
・近年ではライド系映画で巨大な怪獣やロボットをナメて撮影する際にクレーンに近い動きのカメラを使われることが多くなってきた。
ライド感、アトラクション感を出しやすい反面、リアリティーがなくなりやすいのでバランス感覚が必要。
・シーンのスタート時に、街並みなどを見せるときに使うことが多い。
・近年ではライド系映画で巨大な怪獣やロボットをナメて撮影する際にクレーンに近い動きのカメラを使われることが多くなってきた。
ライド感、アトラクション感を出しやすい反面、リアリティーがなくなりやすいのでバランス感覚が必要。
トラックアップ、トラックバック
・空間の変化を出しやすいカメラ。
・トラックアップは攻撃されて追い詰められているとき、なにかに気づいたとき、決め台詞を言った時などに使われる。注目させたいときにも使う。
・トラックバッグは絶望しているとき、決めポーズを決めたとき、攻撃を放ったときなどに使われる。
・空間の変化を出しやすいカメラ。
・トラックアップは攻撃されて追い詰められているとき、なにかに気づいたとき、決め台詞を言った時などに使われる。注目させたいときにも使う。
・トラックバッグは絶望しているとき、決めポーズを決めたとき、攻撃を放ったときなどに使われる。
ズームアップ、ズームバック
・トラックアップ、トラックバックと違い二次元的な拡大縮小。
・カメラ位置が変わらないので、空間的な変化はない。平面的な印象。
・基本的にはトラックアップ、トラックバックと同じ印象を与えるが、カメラワークの特性上、戦場カメラ、ニュース映像、家庭用カメラ的で、映画的な印象を損なう面が多いので使う際は細心の注意をするべし。
・トラックアップ、トラックバックと違い二次元的な拡大縮小。
・カメラ位置が変わらないので、空間的な変化はない。平面的な印象。
・基本的にはトラックアップ、トラックバックと同じ印象を与えるが、カメラワークの特性上、戦場カメラ、ニュース映像、家庭用カメラ的で、映画的な印象を損なう面が多いので使う際は細心の注意をするべし。
ロール
・カメラに傾きを加えることで、不安定さ、比較対象物同士の強弱などを印象付けられる。
・水平カメラに比べダイナミックな絵になるので、アクションなどと合わせて使うと効果的である。
手持ちカメラ
・カメラワークとは若干意味合いが変わるが、与える印象があるので、併記しておく。
・手持ちの揺れをいれたカメラは、カメラマンの存在を印象づける、不安定な心情の描写、主観カメラ的な印象などを与えることができる。
・カメラマンの存在を印象づけてしまうため、本来撮影不可能な映像に手持ちの揺れを入れるとリアリティーの減少に繋がるので注意すること。
・カメラワークとは若干意味合いが変わるが、与える印象があるので、併記しておく。
・手持ちの揺れをいれたカメラは、カメラマンの存在を印象づける、不安定な心情の描写、主観カメラ的な印象などを与えることができる。
・カメラマンの存在を印象づけてしまうため、本来撮影不可能な映像に手持ちの揺れを入れるとリアリティーの減少に繋がるので注意すること。
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